G検定を受けてみて

2025年7月22日、G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2025#4)に合格しました。
AIの台頭により、その活用による希望的な部分とともに、AIとの共存という社会課題の一つについても色々と考えさせられる世の中になってきたことを受けて、AIとどう向き合うかの判断材料がもう少し必要そうだな、と思い受験しました。
正直、シラバスにはテクニカルな部分も多く、思想的な面での判断材料がどれほど豊かになったかは不徳の致すところもあって微妙なところはあるものの、一定の知識を得られたことには意義があったように思います。
クライアントの皆様との会話でもAIが話題になることも増えたので、血肉として生かしていきたいと思っています。

■ G検定とは

この資格は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するもので、ディープラーニングをはじめとしたAI技術の基礎知識、活用事例、法律・倫理面など、幅広い領域の理解を問う試験です。G検定は、エンジニアだけでなく、ビジネスや法務、企画職など幅広い分野の面々が、AIの基本知識を体系的に習得するための検定試験とされており、三菱商事さんがG検定の取得を管理職の昇格要件の一つとたことも報道で話題になりました。

■検定合格の意義

私も一経営者としてある程度常識的なことは知っておかなければ、ということで、冒頭記載の想いもあってこの検定を受験することにしました。近年、AI技術は急速に発展しており、業務効率化や新規事業創出などにおいても重要な役割を担っています。当事務所でも、この分野の知識は業務改善や新しいサービス提供のために不可欠と考えており、LegalOn Technologiesさんとのお付き合いを通して意見交換をさせていただいたり、一部業務での活用・試験的な取り組みも進めているなかで、さらなるレベルアップを図っていきたいと思っています。そうした中で、今回この検定合格を機に、まずは試験勉強を通して得た知見を所内に展開し、「実感できる価値を提供し続ける」という理念の実現に向けて事務所全体で取り組み、クライアントの皆さまに還元していきたいと考えています。

■ 今後の展望

検定取得を契機に、AI・データ分析に関する研修や実証実験にも積極的に取り組み、お客様の課題解決に直結する実務的な活用方法を探求してまいります。実際、所内で話題にした後、いくつか業務改善に向けたAI活用の提案を受けることにもつながっており、嬉しく思っているところです。
引き続き、知見を磨き、知恵を出し合い、最新技術と専門知識を融合させたサービスの提供を目指してまいります。


この記事を書いた人

Nori

現在40歳、MYN税理士事務所の代表です。
食べることが好きすぎてマラソン&キックボクシングで日々調整。
マイブームは歴史、哲学、算数。だいたい毎日楽しんでます!